ジーンズ?ジーパン?デニム?服の呼び名で世代がバレる!?今更聞けないファッション用語
アパレル販売業界にいると、商品登録の際に必ずぶつかるのが「キーワード設定」。
調べれば調べるほどどれが正しいのか、「イマドキ」なのはどのワードか、
沼にハマっていく気がしています笑
今回はそんなアパレル・ファッション用語の違いや背景をご紹介していきたいと思います。
ジーンズ?ジーパン?デニム?なんて呼んでる?
まず、みなさんはなんて呼んでますかねー・・・
デニム 32%
ジーパン 43%
ジーンズ 24%
その他(ズボン等) 1%
出典:【コレなんて呼んでる?】デニムVSジーンズVSジーパン、最も呼んでる人が多いのは…
https://cancam.jp/archives/235516
ファッション業界で働く男女377名に聞いた結果ですが、1位は「ジーパン」でしたね。
かく言う私もジーパン派でした。
ジーンズ・ジーパン・デニム それぞれの定義と違い
ジーンズ
まず「ジーンズ(Jeans)」はデニムなどの厚手素材の生地を使ったパンツ」のことを指します。
列記とした英単語です。よって海外でも通じます。
ウィキペディアでも「ジーンズ」の項目に「ジーパン」「デニム」の説明も載っています。
ジーパン
最も呼ばれることが多かった「ジーパン」は、「ジーンズ」+「パンツ」の和製英語。
日本以外では通じず、最近は古い呼び方とも・・・
「ジーンズ」でそのまま浸透してくれれば話は早かったのに、なぜ「ジーパン」なる和製英語が生まれたのか・・・
『G.I.(アメリカ軍軍人の俗称)が履いていたパンツでGパンとなった』とする説、
『ジーンズを日本に紹介した人物が、ジーン (jean) のパンツの意味で「Jパン」と名づけようとしたが、
元の発音に近い「Gパン」を代用した』とする説、
『「ジーン生地のパンツ」を略して「ジーパン」となり、「ジー」に「G」を当てて「Gパン」となった』とする説等があるようです。
出典:ウィキペディア ジーンズ
デニム
「デニム」はそもそも「生地」のことを指すもの。
本来は「デニム」という言葉だけでは「デニムのパンツ」を表すことはできません。
しかし、アパレル・ファッション業界ではこちらをよく耳にする気がします。
こちらが若者言葉っぽいですが、紐解いていくとやはり「ジーンズ」を使うのがしっくりくるかなぁと個人的には思いますね。
脱!ジーパン!脱!デニム!笑
服の呼び名で世代がバレる!?
以前は平成生まれがーとよく言われましたがそんな平成生まれも30代に突入しています。
せめておじさん呼ばわりされないように気をつけたいものですね笑
以下、引用ですがぜひ参考にしてくださいね☆
【旧名称→新名称】
・ズボン→パンツ
・背広→スーツ
・とっくり→タートルネック
・パンタロン、ラッパズボン→ブーツカット、ベルボトム
・チョッキ→ベスト
・上着→アウター
・耳当て→イヤーマフ
・ランニング→タンクトップ
・短パン→ハーフパンツ
・ホットパンツ→ショートパンツ
・トレーナー→スウェット
・ジャンパー→ブルゾン
・チャック→ファスナー、ジッパー
・スパッツ→レギンス
・ジーパン→ジーンズ、デニム(パンツ)
・セーター→ニット
・七分丈パンツ→クロップドパンツ
・麦わら帽子→ストローハット
・アンクルブーツ→ブーティー
・ベスト→ジレ
・ふくらはぎ丈→ミモレ丈
・ヒョウ柄→レオパード
・水玉模様→ドット
・迷彩柄→カモフラ
出典:https://mensfashion.cc/tips/wiki/39305/